「仙台初売り」と井ヶ田の「福茶箱」について。

井ヶ田(いげた)と仙台初売りについて

なぜ?全国の初売りニュースでも『仙台初売り』が取り上げられるのか。それは、全国の初売りの中でも稀な盛り上がりを魅せ、公正取引委員会も『仙台初売り』だけに特例を認めており、あそこまでの豪華景品が付くのは仙台だけ!だからです。
特に象徴的なのがお茶の井ヶ田のあの豪華景品入り『茶箱』。『仙台初売り』は藩政時代から三百年以上続く伝統行事で、小額のものから景品が付くのが大きな特徴。赤字覚悟の大盤振る舞いで「お客様と一緒に新年を祝おう」という仙台商人の心意気の結晶です。大声で呼び込みをする店員の熱気、福引きの鐘の音、走り回る買い物客の白熱ぶりが賑やかに正月を彩ります。そんな『仙台初売り』とともに歩んできた『お茶の井ヶ田(いげた)』と、『仙台初売り』の歴史を紹介します。

正月二日『仙台初売り』その始まり

伊達政宗の父輝宗が息子に送ったとされる文献に、城下の人に米や塩を届けさせた「買い初め」という言葉があり、これが初売りの始まり、という説があります。また、元旦は親や兄弟と過ごし買い物は正月2日以降にするように伝えた文献や、元旦の買い物はお金を掃き出し一年の浪費に繋がるという考え方や、「書き初め」「初夢」などは二日吉日のものであることから、元日は店を閉め二日より初売りを開始するようになったとの記述も残ります。時代の流れによって開催日は紆余曲折しましたが、現在では『仙台初売り』は二日開催に定着。仙台の正月を盛り上げる伝統行事として、地元のみならず県外の人々からも親しまれています。

お茶の井ヶ田、『仙台初売り』にかける想い

賑やかな『仙台初売り』の象徴として知られるのが、豪華景品です。特にお茶の井ヶ田(いげた)の景品は、電化製品やお茶などが入った茶箱は毎年注目され、多くのお客様で大行列ができ、多くのメディアも集まります。よく間違われるのですが、この茶箱は販売しているのもではなく、お茶や福袋などを購入いただいたお客様へ感謝の想いでお渡しする”景品”なのです。この「仙台商人の心意気」を込めた景品は、公正取引委員会が限度額の特例を認めるほどの豪華さで、その伝統的で個性的な商習慣が伺えます。藩政時代から商人たちは初売りの習慣を大切にし、お茶屋は競って盛り上げようとしてきました。「仙台の初売りはお茶屋から始まった」と言っても過言でありません。今なお続くこの伝統を受け継いだ老舗お茶屋として、初売りにかける商魂は今なお健在なのです。

豪華景品の茶箱、その中身は。

仙台商人の気質と市民が一体となってつくりあげてきた『仙台初売り』で最も注目されるのは豪華景品入り「茶箱」です。郷土史家の故・逸見英夫さんの説によれば、私ども「井ヶ田(いげた)」が昭和十年に初めて景品に茶箱を導入したとされています。「茶箱」そのものの利用価値も高く、内側には金属板が貼られ虫や湿気をガードし、衣類などの保存にも最適とされ好評です。中身の景品はお茶や電化製品など、詳しくは手に入れた人だけのお楽しみ。現在でもその人気は衰えず、新年の"福"を求めて「徹夜組」を含め、多く人々が店先に並びます。

2014年の仙台初売りの賑わいを動画でご覧ください。

あさ7時、先頭のお客様が景品(茶箱)をゲット

大勢の人で賑わいました(^-^)

初売りで流れる♪井ヶ田のお茶のうた

歳時記

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